一点集中は得策じゃない。
1つに全てを懸けると力みが生じる。
その事象を過大評価し、精神世界が狭小化する。
完璧主義の側面が強まり、思考と行動が慎重になりすぎる。
冒険心と遊戯心が失われれば、面白い発想は生まれてこない。
正解が存在しない創作活動では、遊び心は不可欠だ。
眉間に皺を寄せて真面目に取り組むよりも、遊び心全開で取り組んだ方が新次元の着想が得られる。
定型業務は所定の手順通りに迅速処理することが求められるが、創作活動は常に白紙の状態から開幕する。
そこで推進力となるのは遊び心だ。
子供は発想と独創の天才。
創作活動は意識的に子供心を復活させる行為だ。
子供は多動。
好奇心の赴くままに多種多様な遊びに手を出す。
楽しんでは飽きることを繰り返す。
それらが積み重なると今度は我流で融合して楽しみ始める。
幼少期の子供は越圏と融合を無意識に行っている。
己の精神世界に没入し、我々の目には見えない夢想空間を謳歌している。
私は彼らを参考にして創作活動をしていきたい。
越圏と融合こそが唯一無二の在り方を創出する。
私は分野を越圏し、我流で融合する。
