過去を切り捨て未来を活かす。

生き方

過去を切り捨て未来を活かす。

それに必須なのが損切りだ。

一つに依存せずに分散投資を進めれば常に余裕を保持できる。

過去の注力累積量を度外視にすれば白紙状態で未来を検討できる。

選ばれる側ではなく選ぶ側となる。

我慢を感じたら既存を切り捨てて新規を探索する。

冷徹に損切りを決行して束縛を断つ。

自己中心力を高めて自己行程を生きる。

自分の思い通りに物事を進めるには選ぶ側にならなければならない。

選ぶ側とは、他者を競争させてより優れた勝者を選択するという御上の立場。

選ばれる側とは、自分が競争に巻き込まれてそれを必死で勝ち抜いて御上に選ばれようとする立場。

選ぶ側は立場が強く、選ばれようとする側は立場が弱い。

選ぶ側の先行きは強靭だが、選ばれようとする側の先行きは脆弱だ。

選ぶ側は独裁権を有しているが、選ばれようとする側は独裁権がなく服従することしかできない。

選ぶ側は複数の選択肢を常に持っている。

少しでも我慢を感じたら損切りして違う選択肢を進められる。

新規探索に旺盛なため既存を切り捨てることに躊躇はない。

自己中心力が高いため自己行程を生きることができる。

逆に選ばれようとする側は1つに依存しており他の選択肢を持たない。

たとえ我慢を強いられたとしてもその御上の決定には服従するしかない。

自己中心力が低いため他者中心となって他者行程を生かされることになる。

だがそこに未来はない。

他者行程の中では己に独裁権がなく全てが他者の言いなりになるからだ。

つまり、自分の思い通りの方向と速度で事を円滑に進めて自己実現することは不可能である。

あらゆることが他者の思惑通りに他者速度で強制的に進められる環境であるため、そこに己の自由意思は介入できずひたすら我慢と苦痛を強いられる人生と化す。

他者行程の中に自己行程は存在しない。

そこにあるのは時間と労力の搾取である。

己の余命が他者の都合の良いように扱われて束縛されて搾取される。

時間とは寿命であり余命である。

現実世界において時間は最高価値概念だ。

時間を搾取している側は相手の時間を奪うことに無意識である。

そのためその搾取に見合う報酬を用意することはない。

搾取環境において他者のための懸命な努力は無駄である。

己の時間を拘束され続けて貴重な寿命を吸い取られ続ける人生となる。

人間は利己心の塊である。

我慢すればするほどその累積に見合う対価を求める欲求が強まる。

我慢が募って限界を超えれば不満感情が爆発して制御不能になる。

自分が不幸になると他者にも不幸が飛び火する。

他者中心の他者行程に自己幸福など存在しない。

そこにあるのは不平・不満・不快・苛立ち・憤怒・爆発である。

人間は己の我儘さから逃れられない。

自己中心性は本能であり生命源である。

自己幸福を追求するなら自己中心力を高めて自己行程を生きなければならない。

そのためには常に複数の選択肢を用意して分散投資を心がけ、己の独裁権を持続することが大切だ。

自分が選ぶ側であれば不満を感じた時点ですぐに損切りできる。

その断ち切りに情など不要だ。

自分自身のために冷徹に切り捨てる。

不快な既存は捨て去り、快適な新規を探索する。

環境変化が激しい現代では1週間前は前世である。

1ヶ月前など前前前世である。

未来を築くための意思決定に過去の注力累積量による沈没費用が関与してはならない。

己の未来の将来性と貴重性を鑑みれば過去の労力は前世である。

邪魔で不快な負債は切り捨てるに限る。

それで己の未来の幸福度が高まるならその損切りは人生投資として価値が高い。

損切り決行は自己幸福の要石である。

現状が最終解でないことを忘れてはならない。

それは最終解のように見えるだけで実は只の第1解に過ぎないのだ。

常に複数の選択肢を用意して分散投資を進行する。

負は損切りし、正は活用する。

己の余命の貴重性を鑑みれば過去の全ては前世である。

分散投資をして損切りを断行する。

過去を生きずに未来を生きる。

他者行程を生きずに自己行程を生きる。

自己中心力を高めて独裁権を保持する。

選ばれる側ではなく選ぶ側となる。

他者を中心として自分が公転するな。

自分を中心として他者を公転させろ。

最上位次元を司る独裁者となれ。

私は過去を損切りし未来を活かす。



【心髄すばる / 大筆自筆】