活動には2種類ある。
自分への依存度が高い活動と低い活動。
依存度の高さとは自分がコントロールできる範囲の広さであると共に自分でなければならない度合いの高さだ。
この世界は資本主義である。需要が高くて希少価値が高い者ほど活躍できる。
需要には顕在需要と潜在需要の2種類が存在する。
顕在需要の場合は既に需要が表出している。満たすべきことが明瞭で確実性が高い。その分だけ競争率も高い。
潜在需要の場合は未だ需要が表出していない。満たすべきことが不明瞭で不確実性が高い。その分だけ競争率は低い。
希少価値については相対比較だ。
他の人々にできなくて自分にはできるもの。それは自分の希少価値だ。自分の特性が生きる場所だ。
他の人々にできて自分もできるもの。それは出来ること自体は希少価値にはならない。自分の方が圧倒的に出来て初めて希少価値になる。
他の人々にできて自分はできないもの。それは最初から捨ててよい。他者に任せてよい。苦手で克服困難なことに時間を費やすのは勿体無い。
他の人々にできなくて自分にできないもの。それは挑戦し続ける価値はある。元々皆が苦手であるから誰もやろうとしない。苦労は多いが自分の取り組み次第では活躍できる。希少価値になる。
この世界で活躍しながら幸せに生きるためには、自分自身への依存度が極めて高くて自分の気質・特性が活きる活動を選択していくことが大事だ。
それは自分以外では再現不可能な活動にしていくことに他ならない。
そうすれば希少価値を発揮しながら生きていける。競争が発生しにくい。取って代わられにくい。消耗しにくい。
自分の気質・特性との相性が高ければ高いほど自然に楽に行動を積み重ねられる。精神的強制を行使することなく呼吸するのと同じように無意識に取り組み続けられる。
それは最も自然で楽で長続きする在り方だ。私が目指している在り方だ。
その在り方を実現するには己の気質・特性を活かせる対象のうち不確実性の高いものに取り組んでいく心髄が必要だ。
過去の成功者がいない道を自分で作り上げて進んでいく意志が必要だ。
それがゆくゆくは希少価値となる。
ここで私の気質を振り返ってみる。
私は自分志向型で自己中心力が強い。
気分屋で飽き性で面倒くさがりで忘れっぽい。
1人の時間を大切にしていて他者対話よりも自己対話を好む。
己の在り方を模索するのが好きでそれを出力保存しておきたい。後からその過程を振り返りたい。
論理的よりも直感的。
計画的よりも偶発的。
現実的よりも夢想的。
他者ペースより自己ペースを重んじる。
これが私の気質である。
私は自分の気質が存分に活きる環境を選択すべきだ。そこで活動を行うべきだ。
この日記は私の気質との相性が極めて良い活動場所だ。
気質を否定するのは無意味だ。気質は才能である。天賦の才能である。
それをプラス方向に活かさなければ宝の持ち腐れだ。
気質は環境や視点が異なれば弱みにも強みにもなり得る。
弱みと強みは表裏一体だ。
だからこそ自分の気質の全てを強みとして活かしていく意識が大切である。その心髄が大事である。
苦手で克服困難な事象に時間を浪費しない。得意で成長過程を楽しめる事象に注力する。
自分の苦手が判明すればするほど得意なことが明瞭になってくる。
苦手と得意の輪郭線がそれぞれ鮮明になってくる。
苦手を知ってこそ得意を知る。得意を知ってこそ苦手を知る。
時間とは有限マナだ。
限られたマナを何に割り当てるかを決めていくことは極めて肝要である。
それは自分の気質・特性を活かして幸せに生きれるかに直結している。
幸せとは己の感性が判断するもの。その感性を頼りに自ら模索し続けていくもの。
自分の気質・特性に対して理解を深めてそれらを活かす意思を持つ。
自分だけが有する希少価値とは自分の気質・特性を突き詰めていったものが顕在化して発するものだ。
だから己の気質・特性を否定せずに容認する。
自分の感性と相談しながら注力活動を取捨選択していく。
自分自身への依存度が極めて高い活動を選んでいく。
全く無理なく続けられる在り方を模索し続ける。
自分の気質で生きていこう。
自分の特性で生きていこう。