音声字幕を多量に浴び続けて言語感覚を養成する。言語力は思念力だ。脳内思念が己の行動の万事を統べる。

語学

私はGoogle Chromeを用いてNetflixを視聴している。

Chrome拡張機能である「2カ国字幕同時表示」を用いるためだ。

この機能を使用することで英語字幕と日本語字幕を同時表示できるため、字幕切替の手間が掛からず快適である。

私は英語感覚を養成するべく英語音声・英語字幕に専念して視聴している。

どうしても英語字幕で理解できない単語に出くわした際には、英語字幕の直下にある日本語字幕をチラ見して概念を理解するという手法で視聴している。

私は英語感覚が体内に染み着いていない。

英語表現を視認した際にその概念意味を刹那に体感理解することが出来ていない。加えて私の英語思考は鈍足である。

英語を脳内で発念する行為は私にとって自然な所作とは言い難い。未だその域には遠く及ばず外国語で奮闘しているという所感である。

英語の発音体系・文法体系・語彙表現の体内吸収量が紛れもなく不足していることが素因だろう。なおいっそう英語世界に自身を浸透させて英語音声字幕を多量に浴び続ける必要がある。

「英語を我が物にする」ということは「英語が体内で無意識に自在に発現する状態に達する」ということだ。

それには長期に渡ってその言語に曝され続けることが須要だ。

結局、物を言うのは量である。

多量に視聴して発言することで英語の発音体系・文法体系・語彙表現を直接体内に流し込む。英語世界に自身を没入させることを生活習慣にする。

英語呼吸を常態化させる。これは言語体得の枢要だ。

私は中国語(標準語)にも関心が向き始めたので英語学習に疲労を憶えた際は中国語作品に接触している。

Netflixは多言語音声字幕に対応しているので便利だ。Google Chromeの拡張機能を用いて中国語字幕と英語字幕を同時表示しながら中国語音声で視聴している。

英語を用いて中国語を学べば両方の言語に触れられて一石二鳥である。

第3言語を学ぶ利点は「新しい音と呼吸と世界観を体験できること」だ。

日本語と英語と中国語では音も呼吸も性格も違う。音声が織り成す情調に大幅な差異が存在しているのだ。

中国語の新しい音と呼吸を体感すれば、発声を司る筋肉神経系が刺激を受けて発語の柔軟性が高まる。その効果は日本語と英語にも影響を及ぼす。

第3言語を学べば第1言語と第2言語の旋律・呼吸・特色が浮き彫りになる。言語境界を越境することで新奇な景色が脳内に出現する。己の世界観が末広がりへと拡張されるのだ。

そういう風動が語学にはある。

人は言語なくして生存できない。人間活動を推進する物質こそが言語なのだ。

言語とは思念だ。語彙が脳内概念の輪郭を引き締め、明瞭生彩な映像構築を促す。その思念力が人間行動の万事を統べているのだ。

言語力=思念力=行動力=人間力。

私は音声字幕を多量に浴び続けることで言語力を練成する所存だ。

私は言語を呼吸して営む。