新世界の神になってはいけない。

生き方

私はいつも自分の未来を預言していた。

やったことがないものに対して「自分にはできないだろう」と呟いていた。

失敗するのが怖くて「できなかったら嫌だ」と不安を感じていた。

敷居が高いものに対して「自分には到底無理だ」と諦めていた。

今振り返ってみると思う。

私は神か?新世界の神なのか?

おまえが今目の前にしているのはキラだが新世界の神だ。

ー 夜神月

まさに神の如き行為。

夜神月をも超越する新世界の神だ。

やる前から「自分にはできない」と断言することは神になろうとする行為だ。

未来を制御しようとしている。 新世界の神になろうとしている。自分の可能性を潰すキラになろうとしているのだ。

自分にできる否かは誰もが不明だ。

分かっていることはただ1つ。未来を制御することはできないということだ。

それだけははっきりしている。

でも「いま、ここ」を生きる自分だけは制御できる。

やってみなければ分からない。試してみなければ分からない。何より試さないことこそ唯一の失敗だ。

興味が湧かないならやる必要はない。やりたくないのならやる必要はない。

「本当はやってみたい」

「こういうふうになりたい」

心の中でそう感じているのなら早速やってみる。望むものを手にしたいのなら早速動いてみる。

できるか否かは神のみぞ知る。

私は神ではない。

誰も神ではない。

私は人だ。

ごく平凡かつ小さな存在だ。

人は未来を想像することは出来る。だが制御することは出来ない。

自分の予想外のことが次々と起きる。制御しようとすること自体が無意味だ。

制御出来るのは「いま、ここ」を生きる自分の思考と行動だけ。

自分にできないと思っていたこともやり続けていたら出来るようになっている。

いつの間にかできている自分がいる。

いつの間にか楽しんでいる自分がいる。

いつの間にか集中している自分がいる。

私は地球に生まれし人間だ。

過去には予想もつかなかったことが出来るようになったのが人間という動物だ。

神になってはいけない。

自分の可能性を潰さないこと。自分の欲求を解放してのびのびやってみること。

他者から制御されないこと。他者を制御しないこと。 

私は自分の声を聴きながら「いま、ここ」を生きていきたい。

新世界を作るのは良いことだ。

だが神にならないように気を付ける。

追記

私は漫画「デスノート」が好きだ。

この作品には人間の生き方のヒントが隠れている。己の生き方を暗に問いかけている作品だと私は感じる。

夜神月は新世界を創ろうとした。

新世界を創ろうとするのは別に悪いことではない。むしろ良い行為だ。自己表現の域を超えていなければ。

だが彼はその域を超えてしまった。神になろうとしてしまった。そこが問題だった。

それは他者を制御しようとしている。強制しようとしている。

自己表現の域を遥かに超越して他者の自由を奪っている。他者の自分志向を無視している。

現実世界も同じだ。

私もそうならないように気を付けたい。

いつの間にか神になろうとしている自分がいたら一度立ち止まってみる。

私は自分志向で生きていきたい。

己の自分志向と他者の自分志向を尊重したい。

私の人生進路は私自身が決めることだ。

私の価値観に基づいて私の速度で泳いでいくものだ。

それは私が有する自由であり他者に対しても同じである。

他者の自由を侵害しないよう注意する。

自分が大切にしていることがあるのと同様に相手も大切にしていることがある。

それを事実として受け入れる。

己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。